バッテリーテストの使い方
このページは、ブラウザーのBattery Status APIでバッテリー情報を読み取り、残量、充電中かどうか、推定の満充電までの時間や電池切れまでの時間を表示して、値が変わるたびに更新します。充電器を抜き差しすると、数値が変化する様子を確認できます。処理はすべてブラウザー内で行われ、アップロードはありません。
このAPIは、デスクトップとAndroidのChrome、Edge、Operaで利用できます。SafariとFirefoxは、訪問者の識別(フィンガープリンティング)に悪用される可能性があるため、対応していません。「非対応」と表示される場合は、端末の故障ではなく、ブラウザーの仕様です。バッテリーを搭載していないデスクトップPCでも、有用な情報は表示されません。
バッテリーの「劣化度(健康状態)」のパーセンテージは、あえて表示していません。ブラウザーからは読み取れず、それを表示すると称するサイトは推測にすぎないからです。実際の数値を調べる手順は、下記をご覧ください。
結果の見方
- 残量。 現在の充電量(%)です。
- 充電状態。 充電中、放電中、満充電のいずれかです。「充電中」なのに残量が減っていく場合は、端末の消費電力に対して、充電器の出力が足りていません。
- 満充電・電池切れまでの時間。 推定値なので、特に充電器を抜いた直後は大きく変動し、「計算中」や無限大と表示されることもあります。
- リアルタイムの更新。 軽い操作なのに残量が急に減る、または30%から5%に飛ぶ場合は、バッテリーの劣化が疑われます。
バッテリーの減りが早いときは、本当の劣化状態を確認
- Windows。 ターミナルを開いて
powercfg /batteryreportを実行します。作成されたHTMLファイルを開いて、設計容量 と 完全充電容量 を比べてください。 - macOS。 Appleメニュー → システム設定 → バッテリー → バッテリーの状態 を開きます。またはOptionキーを押しながらAppleメニューをクリックし、システム情報 → 電源 で、充放電回数と状態を確認できます。
- Android。 多くの機種では 設定 → バッテリー または 設定 → 端末情報 → バッテリー情報 に表示されます。それ以外の機種は、メーカーのサービスコードをダイヤルするか、メーカーのアプリを使います。
- iPhone。 設定 → バッテリー → バッテリーの状態と充電 を開き、最大容量を確認します。
- 充放電回数(サイクル)。 1サイクルは、合計で100%分の容量を使うことで、一度に使い切る必要はありません。ノートPCやスマホのバッテリーの多くは、数百回のフル充放電後も約80%の容量を保ちます。
バッテリーをテストする理由
リチウムイオンバッテリーの最大の敵は熱です。次いで、100%や0%の状態が長く続くこと、高温下での急速充電が挙げられます。中古のノートPCやスマホを買う前や、急に駆動時間が短くなったときにバッテリーを確認すれば、交換が必要かどうかが分かります。充電量を20〜80%程度に保ち、高温を避け、純正の充電器を使えば、劣化を遅らせられます。
最後にひとつ。1回の測定値だけを信じないでください。普段どおり使いながら1時間のあいだに何度か残量を確認し、以前より極端に早く減るようなら、上記の手順でお使いのシステムの劣化状態を調べてから、交換するかどうかを判断してください。
よくある質問
SafariやFirefoxでバッテリーテストが使えないのはなぜですか?
これらのブラウザーは、ユーザーの追跡に悪用されるおそれがあるため、Battery Status APIに対応していません。デスクトップまたはAndroidのChromeかEdgeをご利用ください。
Windowsでバッテリーの劣化状態を確認するには?
ターミナルを開いて powercfg /batteryreport を実行します。作成されたレポートの設計容量と完全充電容量を比べると、どのくらい劣化しているかが分かります。
iPhoneのバッテリーの状態を確認するには?
設定、バッテリー、バッテリーの状態と充電の順に開きます。最大容量のパーセンテージが、新品時と比べたバッテリーの状態を示します。
このツールはバッテリーの劣化度を表示しますか?
いいえ。ブラウザーからは読み取れないため、残量、充電状態、時間の推定だけを表示し、各OSの正しい確認方法をご案内しています。
バッテリーのサイクルとは何ですか?
合計で100%分を放電することが1サイクルで、数日に分けても構いません。バッテリーは通常、容量が約80%に下がるまで、数百サイクルが目安とされています。
残り時間の表示が変わり続けるのはなぜですか?
現在の消費電力に基づく推定値なので、アプリを開く、明るさを変える、充電器をつなぐなどの操作で変化します。
通常のバッテリー消費速度はどれくらいですか?
使い方によって大きく異なります。ノートPCなら、軽い作業で1時間あたり約10〜15%、動画や重い作業では20%以上減ることもあります。スマホは待機中なら1時間に1〜2%程度が目安です。
20〜80%ルールとは何ですか?
リチウムイオンバッテリーを20〜80%の範囲で使うと、劣化を遅らせやすいという考え方です。100%や0%の状態を長く続けないことが大切で、高温を避けることも同様に重要です。